2011/04/20

Discussion







米大学の授業=ディスカッション と言えるくらい、ディスカッションで授業が進みます。



アメリカの学生はディスカッションにとっても慣れていて、思ったことをポンポンと発言します。

そんなグループの中でわたしはひとり、何を話しているかわからない、どう言い出していいかわからない、恥ずかしい、
様々な思いが頭の中を駆け巡り、ディスカッションに慣れるまでとっても時間がかかりました。


きっとこんなことをテーマに話合うのかな・・・と予想し、意見も準備し何度も授業に臨みました。思ったことが伝わらず悔しい思いなんて数えきれないほど。


ある日アドバイザーに相談したところ言われた言葉が≪You are studying in a foreign contry. that's already a huge thing. I am pround of you......≫すでに外国の大学で勉強していることに誇りを持ちなさい、そして言えるときに言えることを言えばいいのよ、といわれました。無理に発言する必要はないのよ、と。


どれだけこの言葉に救われたことか。そして、少しずつ、言えることを発言していきました。
わたしの専攻はメディアだったので、数多くの歴史ある映画から、ハリウッド映画まで、数多くの映画について照明、衣装、脚本、出演者について話し合いました。だんだんとディスカッションを通し、同じ映画でも人によって得るもの、感想が違うんだなと楽しくなっていきました。
この数多くのディスカッションのおかげで、わたしは映画について自分の価値観をもつことができました。


人種の違う多くの人たちと、自分の興味がある分野について心おきなく話せるなんてなかなかない貴重な経験ですよね。
当時は先が見えず、ただただドギマギしていましたが、多くの意見を聞くことができる、とっても貴重な時間だったのだろうな・・としばしば懐かしく思いだします。

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