2011/05/06

Living







なんとわたしは4年間のカレッジライフで6つの≪home≫に住んでいました。



キャンパス内の寮、アパート、そしてキャンパスから離れたプール付きのアパート、NYでのインターン中は海外ドラマゴシップガールでもおなじみの高級住宅街アッパーイーストサイドに。その時、その時でそれぞれの場所にわたしのくつろげる空間を構え部屋を飾り暮らしていました。毎回引っ越しは楽しくもあり、ちょっと大変でもありました。






けれど、そんな数多くの引っ越しのおかげで6人のルームメイトと深く知りあうことができました。それぞれ韓国、タイ、台湾、アメリカ、トルコと違った場所出身の彼女たちと暮らしていた日々は何より毎日が楽しくて、新鮮でした。



学校で嫌なことがあっても、家に帰ると彼女たちがいて、一緒にテレビをみて笑ったり、友達を呼んでパーティーをしたり、眠れない夜中はドライブへ行ったり・・・と、特別な時間でした。



これだけ引っ越しを繰り返した私はもうアパートめぐりが大の得意。


1人ででもスイスイと管理会社へ出向きアパート散策できてしまうほど。




そんな私がカレッジライフ最後に選んだアパートはキャンパス外から少し離れた場所にあるプールつきの広いアパート。



その部屋には当時のボーイフレンドと住んでいました。



アパートのゲートに入ると2F建て/4部屋ずつのアパートが円を書くように並んでいて、間には木が植えられ、花壇にはきれいに花が植えてありました。そして何よりも、大きなプールがついていました。 夏は朝のクラス(8am)をとり、11amにはアイスティーを持ってプールに・・という贅沢な夏休みを過ごし、真っ黒に日焼けしました。


人生初の日焼け。あんなに黒くなったのは初めての経験。ブルーやグリーンの服を着るといつもよりずっとセクシーで小麦色の自分に浮かれていたものでした。






アメリカ中西部のいいな・・・と思うところはやはり住み心地がいい。静かで、事件なんて全くない。



もちろん気は抜けないけれど、警官がのんびりコーヒーショップにいたり、チャイニーズレストランで食べている・・・なんて光景をよく目にするような場所。芝生にはリスがいて、リスに近づいてもリス側も人間に慣れている様子で動じない。



ニューヨークでの生活とはまるで正反対。



そしてアメリカの部屋選びの楽しさといったら。アメリカでの部屋選びには多くの選択肢があるます。


furnished/unfurnished(家具つき/家具なし)、プール付き、Internetつき、Cableつき、色々選択肢があるのは日本も同じかもしれませんが、≪家具あり、家具なし≫は日本ではなかなか見られませんよね。そしてsubleaseというオプション。夏休みに実家へ帰る、違う場所でインターンをする・・・などと家を離れることが決まるとアメリカでは、subleaseという部屋の貸出があります。短期間であれば、家主が荷物を置いたまま・・・そして借りる側はテレビから、ベットから全ての家具を使い生活をする。ルームメイトがいれば、ルームメイトとも住む、という日本では考えられない住み方があります。 確かにインターンなどでL.A.に3カ月住みたい、とか、日本に急に半年間帰りたいなんてときには貸す側も借りる側も助かるわけです。




私はニューヨークではトルコ人の女性とアッパーイーストに暮らしていたわけですが、3か月という短期だったこともあり自分の服や生活用品以外は何も持っていかず、ベッドからコーヒーメーカーまで彼女のものを貸してもらっていました。




ルームメイトがいる、いないというのも大きい。ルームメイトによってガラリと生活が変わるものです。


全米でルームメイトを探すサイトと言えば、≪craigslist≫。ニューヨークへ行く前はこのサイトでよく探し、電話していたものです。≪女性でキレイ好きな人、学生希望≫≪猫好きで静かな女性希望≫など、そしてuploadされている写真も観たりして選ぶのです。ニューヨークでは何件もまわり選びました。電話で話す声から想像するルームメイトとなる女性と初めて会うとき・・・喜びとなるか、ガッカリするかは会うまでわかりません。

それぞれどの生活も刺激がたっぷり、笑いあり涙ありの生活でした。


+アメリカ州立大学で過ごしたチコのカレッジライフ 26の物語で綴ります+


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