2011/05/07

Unpredictable & Unforgettable



Unpredictable & Unforgettable



アメリカのカレッジライフはUnpredicatable & Unforgettableなことでぎっしり詰まっています。

初日からまるで病院のERのようにパニックだったわたしのカレッジライフ。
クラスの登録、テキスト購入、そんな初歩的なことが大変で、、、お酒を飲みながら話せば朝まで語れるほど。そんなドタバタストーリーをさっくりとご紹介します。

まず、最初のセメスターでのRegistration(クラスの登録)
なぜかわたしのとりたいクラスが定員オーバー。ウェイティングリストに入ることになりますが、クラスが決まらなかったら得意でもない化学、宇宙のことでも勉強しなくてはいけないのかしらと眠れぬ日々を過ごします。まるで無人島で一人ぼっちになるほど!?のストレスでした。

ようやくクラスが決まり授業が始まったと思えば、テキストの用意も大変。
なぜかというと購入しなくてはいけないテキストがありえないほど遠いところに売っていて、バスを乗り継いでも2時間以上かかるという。
週末ゆっくり買いに行こうと思えば、明日までに読んできなさいとか!!!不可能でしょ!

ジャズダンス、グラフィックデザイン、楽しいはずのクラスだが、これまた必要なものが盛りだくさん。交通の不便な田舎町、車のない私にどうやってそこまで買いに行けばいいのよと泣きそうになり、これには熱を出してしまったほどでした。

≪時間がほしい≫と何度つぶやいたことか。考えることがありすぎて毎晩クタクタでした。

Freshmanの最初は、朝5時まで宿題に時間がかかりました。昨日5時までアサイメントをやっていたわと嘆けば、私は6時までやっていたわよとルームメイトに言われた時、この大学生活どこまで大変なのよ!と叫びたい気持ちになりました。

けれども悲しいことばかりではない、慣れれば都。
朝の授業であればベーグル食べながら授業に参加できる、教授はわからないところは時間を作ってくらいくらでも教えてくれる。サークルなんて数えきれないほどあるし、街には無料で参加できる編み物教室、語学レッスン、ダンスレッスン、映画について語る場、バンドのコンサート、毎週のように開催されるマーケット、時間が足らないほど面白い企画が盛りだくさん。

ある日のディスカッションクラス、教授から≪happy birthday≫とパイをもらいました。アメリカの大学では、200人など大規模で開かれるLecture~講義のクラスにはディスカッションクラスがついています。
ディスカッションは10-20人程度のミニサイズなので、教授とクラスメートが講義について詳しく話す、理解を深められるものになっていて、とっても親しい仲になることができるのです。

いつものように先日の講義についてディスカッションをし、授業が終わる5分前、このサプライズがあったのです。涙が出るほど感動しました。

頑張ってHonorに入ったセメスター、表彰式に招待され、パーティーでは豪華な食事がふるまわれました。

卒業式の前日、アドバイザーからもらった大学のマグカップとカード。カードには≪あなたはわたしの娘、あなたを迎えることができてよかった・・・アメリカにいるあなたの母より≫と。最初に出合った日からの思い出が次々とフラッシュバックしてきました。

予想もできない出来事だからこそより強く心に残り刻まれるんですね。


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