2011/05/06

Moving Sale




アメリカの大学のキャンパスを歩いていると≪Moving Sale≫というチラシをあらゆる掲示板でみることができるでしょう。これは、基本的には引っ越しする人たちがいらないものを安く売りますよ、というセールのチラシ。
けれども、引っ越しをするしないにかかわらずいらないものがあればSaleのチラシを作りアパート、学校の建物、スーパーの掲示板に貼る・・・これがザ・アメリカンライフです。


わたしも多くのものをMoving Saleで買い、売って生活していました。中には昔の雑誌を$1とか、50セントで・・というケチな人から、まるで買ったばかりのTV、DVDプレーヤーを激安で売ってくれるようなジェントルマンまで、いろんな人がいるのです。チラシをみると車、ピアノ、洗濯機、乾燥機、炊飯器、子供服、テーブル、花瓶、なんでもあり。


車なんかは見た目がどんなによくっても、実はエンジンに問題があるとか、ブレーキに問題が、と問題がある車もあるので要注意。きちんと整備士に見せ、それから妥当な金額かを判断することをお勧めします。そうでないとうまく騙されます。急にボストンの実家に戻らなくちゃいけなくなり車がいらなくなった、時間もないから安く売るよ・・・なんて言葉に騙されないように・・・。



セールといえば、もう1つ大好きなセールがあります。
市の図書館で月に1度開かれる青空市のようなもの、これには毎月かかさず行っていました。


月に1度、月曜日の午前中(8am-noon)雑誌や、本が外に並ぶのです。
安い物は10セント、高くても5ドル程度。絵本、小説、テキスト、雑誌、CD、DVDなどが並んでいて
わたしはよく雑誌、そしてクッキングブックを買っていました。
毎月通っていると、気がつくとよく見る顔ぶれが。
毎月このセールで会い立ち話をするようなお友達まで出来てしまいました。
アメリカは、特に田舎なら田舎であるほど皆親しみのある人が大勢います。
初めて会った人とは思えないほど、仲良くなることができます。


Saleでも素敵な出会いがある、それがアメリカという国です。

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